すLove Forever
『永遠の誓い』を約束する結婚という人生の中のひとつの大きな儀式。
わたしはまだこの儀式は味わったことがないけれど自分の内側ではこのようなことを行なっていることがある。
自分の夢やライフワークをずっと愛することを誓うとか、自分との大事な約束を誓うとか書面とか契約などない世界。
結婚の誓いをしても、やりたいことや夢を叶えると決めても、人はなぜかその決めたことをあきらめてしまうことがある。
もろもろの理由や事情があるかもしれないし、だから仕方ないと云って。
これらは自己実現をする際にいつも立ち塞がる壁みたいなものであり、「わたしは飽きっぽいから…。」とか、「わたしは長続きすることが得意ではない」とか、「わたしはなかなかひとつのことを長く好きでいることができない」などと、それを自分の性格のようについ決めこんだりしまったりもする。
でも。いろいろ教えていて学んだことはそれらはほとんどの場合、『飽きる』ということなんだと思う。
人はとても飽きっぽい。いつも新鮮な最初の頃のときめきやワクワクや情熱を求めている。それは興奮するし、その興奮はまさに『わたしは生きてる』という喜びを感じるものだから。
1番わかりやすいのは、人を好きになって恋に落ちた時。最初の頃のときめきはただ一緒に居てくれたら何も要らない!と思えるくらいのマジックタイム的な永遠の愛がつづくと信じてる。
でも、半年も経ってくると相手の至らない点だったり、要求や不満が増えてくる。相手がつまらない人に思えて来たりする。これが飽きのはじまり。
これに似たようなことは、新しいメソッドやノウハウや好きなものに出逢って最初は「これこそわたしが求めていたもの!」とときめくが、だんだん冷めてきて続かないというのと似ている。
この「冷めて飽きる」的なことを私たちは何度も何度も繰り返していくと、気づいたら何も残ってないとはたと気づいたりする。
「冷めて飽きる」ことはきっと人のナチュラルな感情だとも思うけど、でもこれを乗り越えるやり方をわたしは創意工夫してきた。
「ゆっくり熱して末永く冷めないように飽きの来ないように工夫する。」
人に対しても、好きなことに対しても、夢や理想に対しても、じっくりそれらが成熟するように待てるように工夫する。
結婚はした時がゴールでなくて、そこからがスタートでお互いが創意工夫してずっと飽きが来ないようにすることが大切なように、自分の人生に対してもそれが大切なんだと思う。
【飽きずに末永く自分の人生をこよなく愛する。】
これが出来る人が強靭な自分の理想の世界を気づくことが出来るんだと思う。